整骨院・整体院のホームページ制作会社の選び方|新患獲得につながるサイトのポイント

2026年06月09日

カテゴリー:業種別制作

整骨院・整体院のホームページ制作会社の選び方|新患獲得につながるサイトのポイント

整骨院・整体院のホームページ制作を依頼したいけれど、どこに頼めばいいか分からない——そんな院長に向けて、制作会社を選ぶ際のポイントを整理しました。新患獲得につながるサイト設計の考え方や入れておきたいコンテンツ、薬機法・景表法への表現対応、費用感と依頼先の種類まで、依頼前に知っておきたい内容をまとめています。

整骨院・整体院のホームページ、どこに依頼するか迷っていませんか

 

ホームページから新患が来にくい院に共通する状況

整骨院・整体院のホームページを持っているのに、なかなか新患の問い合わせにつながらない——そんな悩みを抱える院長は少なくありません。よくある状況として、次のようなケースが挙げられます。

  • 開院時に作ったままで、数年間ほとんど更新していない
  • スマートフォンで見ると文字が小さく、使いにくい
  • 施術メニューや料金が分かりにくい、または掲載されていない
  • Googleで院名を検索しても上位に表示されない
  • 問い合わせフォームや電話番号が目立つ位置にない

ホームページは「作って終わり」ではなく、患者が情報を調べて来院を判断するための窓口です。サイトの内容や使いやすさが集客に影響する場面は多く、現状を一度見直してみることが出発点になります。

自作・無料ツールと制作会社への依頼で変わること

WixやJimdoといった低コストのサービスを使えば、費用を抑えてホームページを持つことはできます。ただし、制作会社への依頼と比べると、対応できる範囲に違いが出てくることもあります。以下の表で主な違いを整理しました。

項目 自作・低コストツール 制作会社への依頼
初期費用 低〜無料 数万円〜
デザインの自由度 テンプレート範囲内 要望に応じてカスタマイズ可
SEO設計 基本的な設定のみ キーワード選定・構成から対応できる場合がある
医療系表現への配慮 自己判断が必要 対応経験のある会社に確認できる
更新・保守 自分で対応 サポートプランがある場合も

どちらが合っているかは、院の状況や予算によって異なります。集客や信頼感の向上を目的にするなら、制作会社への依頼を検討する価値はあります。

整骨院のホームページ制作を会社に依頼する理由

 

医療系サイトならではの表現ルールへの対応

整骨院・整体院のホームページには、一般的なビジネスサイトとは異なる表現上の注意点があります。薬機法(医薬品医療機器等法)や景品表示法の観点から、次のような表現は慎重に扱う必要があるとされています。

  • 「〇〇が治る」「症状が改善する」といった治癒・回復の断定
  • 「他院より効果的」「地域No.1」などの根拠のない比較・優位表現
  • ビフォーアフター写真に「〇〇が解消」といった断定的なキャプション

患者の声や体験談を掲載する場合は、「施術の内容を丁寧に説明してもらえた」「通いやすい雰囲気だった」など、体験・環境・感情に関する表現にとどめることが望ましいとされています。「腰痛が治った」「症状が改善した」といった治療効果の断定は、法令上問題になる可能性があるため、掲載前に確認しておくと安心です。

こうした表現への配慮は、自作サイトでは見落としがちな部分です。医療・健康系サイトの制作経験がある会社であれば、表現の確認や調整をサポートしてもらえる場合があります。

SEO・集客設計を含めた提案が受けられる

制作会社に依頼する場合、デザインや構築だけでなく、SEOや集客を意識したサイト設計の提案を受けられることがあります。地域名や施術名を含むキーワードの選定、ページ構成の設計、問い合わせにつながる導線づくりなどが、その例として挙げられます。

整骨院の新患獲得においては、「地域名+整骨院」「〇〇駅 整体院」といった検索からの流入が重要になるケースも多く、こうした観点を持った制作会社を選ぶことが、後の集客につながりやすくなります。

納品後の更新・運用サポートの有無

ホームページは納品後も、施術メニューの追加・料金変更・スタッフの入れ替えなど、更新が必要な場面が出てきます。制作会社によっては、月額の保守プランや更新代行サービスを提供しているところもあります。

院内のリソースだけで更新を続けることが難しい場合は、依頼前に運用サポートの有無と費用感を確認しておくと安心です。

整骨院サイトに入れておきたい基本コンテンツ

 

患者が確認したい情報(施術内容・料金・アクセス)

来院を検討している患者がホームページで確認したい情報は、「何をしてくれるのか」「いくらかかるのか」「どこにあるのか」の3点が中心です。これらが分かりにくいサイトは、問い合わせや来院のハードルが上がりやすくなります。

  • 施術内容:整体・鍼灸・マッサージなど、提供している施術の種類とそれぞれの概要を説明する
  • 料金:初回料金・通常料金・メニュー別の目安を明記する。「お問い合わせください」のみでは離脱につながる場合がある
  • アクセス・地図:最寄り駅からの道順、駐車場の有無、Googleマップの埋め込みがあると分かりやすい
  • 診療時間・休診日:電話をかける前に確認できるよう、見つけやすい位置に掲載する

信頼につながる院長プロフィールとスタッフ紹介

整骨院・整体院は「施術者への信頼」が来院の判断に影響しやすい業種です。院長の経歴・資格・施術への考え方を紹介するページがあると、初めて訪れる患者の安心感につながりやすくなります。

スタッフが複数いる場合は、顔写真と一言コメントを添えた紹介ページも、院の雰囲気を伝えるうえで有効です。実際の院内・スタッフの写真を使用することで、より信頼感が伝わりやすくなるとされています。

患者の声を掲載するときの表現上の注意点

患者の口コミや来院者の声は、新患の判断材料になりやすいコンテンツです。ただし、掲載の方法によっては薬機法(医薬品医療機器等法)・景品表示法上の問題になる可能性があるため、表現には気をつける必要があります。掲載する場合は、以下の点を意識してください。

  • 「通いやすい雰囲気だった」「丁寧に話を聞いてもらえた」など、体験・感情・環境に関する表現にとどめる
  • 「〇〇が完治した」「痛みがなくなった」など、治療効果の断定を含む表現は避ける
  • 掲載する声は実際の来院者から、記録の残る形で許諾を得たものにする

医療系サイトにおける体験談の掲載ルールは解釈が難しい部分もあります。不安な場合は制作会社や専門家(弁護士・行政書士など)に確認することをおすすめします。

新患獲得につながるサイト設計のポイント

 

検索されやすいページ構成とキーワードの考え方

整骨院のホームページが検索から患者に見つかるためには、地域名や施術名を含むキーワードをページに自然に組み込む工夫が有効とされています。「〇〇市 整骨院」「〇〇駅 整体」といったキーワードで検索する患者に対して、トップページや各施術ページが対応していることが重要になります。

施術ごとにページを分けて作成することで、「腰痛 整骨院 〇〇」「肩こり 整体 〇〇」といった複合キーワードでの検索にも対応しやすくなります。患者の検索行動に合わせたページ構成を意識することが、集客につながる入口を増やすことにつながります。

Googleマップ(MEO)との連携で近隣の患者に届ける

整骨院の集客において、Googleビジネスプロフィールの活用は有効な手段のひとつです。Googleマップ上で院名・住所・電話番号・口コミが表示されることで、「近くの整骨院」で検索したユーザーに院を知ってもらいやすくなります。

ホームページとGoogleビジネスプロフィールで、院名・住所・電話番号・営業時間の情報を一致させておくことが大切です。制作会社によってはGoogleビジネスプロフィールの初期設定サポートを行っているところもあるため、依頼前に確認してみると良いでしょう。

スマートフォン対応と表示速度の確認

スマートフォンからの検索が一般的になっている現在、整骨院のホームページもスマートフォンで見たときに文字が読みやすく、電話ボタンや問い合わせフォームがすぐにタップできる設計になっているかを確認しておくことが大切です。

ページの表示速度が遅いと、離脱につながりやすいとされています。画像の最適化やキャッシュ設定など、表示速度に関する対応についても、制作会社に依頼する際に確認しておくポイントのひとつです。

整骨院ホームページ制作の費用感と依頼先の種類

 

制作費用の目安と見積もりで確認しておきたい内容

整骨院のホームページ制作費用は、依頼先の種類や対応範囲によって幅があります。一般的な傾向として、テンプレートを活用したシンプルなサイトは費用を抑えやすく、フルオーダーのカスタムサイトは対応範囲が広い分、費用も高くなる場合があります。複数社に見積もりを取って比較することをおすすめします。

見積もりを確認する際は、以下の点を確かめておくと、後からの追加費用トラブルを避けやすくなります。

  • ページ数と含まれるコンテンツの範囲
  • ドメイン・サーバーの費用が含まれているか
  • 納品後の修正対応の回数・範囲
  • 月額の保守・管理費用の有無と内容
  • SEO設定やGoogleビジネスプロフィールの設定が含まれるか

テンプレート型・オーダーメイド型・AI活用型の違い

制作会社への依頼形態は、大きく3つに分けて考えることができます。それぞれの特徴と向いている状況を整理しました。

種類 特徴 向いている院の状況
テンプレート型 既存のデザインをベースに制作。費用を抑えやすいが、カスタマイズに制約が出る場合がある 費用を抑えたい・早期に公開したい
オーダーメイド型 デザイン・構成を要望に合わせて制作。費用・期間はかかりやすいが自由度は高い 院のブランドを大切にしたい・他院と差別化を図りたい
AI活用型 AIを活用してデザイン案やコンテンツを効率的に制作。費用を抑えながら一定の品質を確保しやすい コストと品質のバランスを重視したい

どの形態が合うかは、院の目的・予算・スケジュールによって異なります。対応内容と費用感を比較しながら、院の状況に合った依頼先を選ぶことをおすすめします。

制作会社を選ぶときに確認しておきたいこと

 

医療・治療院系サイトの制作実績があるか

整骨院・整体院のホームページには、業種特有の配慮が求められます。医療・健康系サイトの制作実績がある会社であれば、表現のルールや患者心理を踏まえた提案が期待しやすくなります。

依頼前に、ポートフォリオや実績ページで治療院・クリニック・整体院などの制作事例があるかを確認しておくと安心です。実績が掲載されていない場合は、直接問い合わせて確認することもひとつの方法です。

薬機法・景表法への対応方針を確認する

整骨院のホームページでは、薬機法(医薬品医療機器等法)や景品表示法に抵触する可能性のある表現に気をつける必要があります。制作会社によっては、原稿チェックや表現の修正提案を行っているところもあります。

依頼時に「医療系の表現チェックに対応しているか」を確認しておくと、公開後のリスクを下げやすくなります。ただし、法令の解釈は状況によって異なる場合があるため、重要な判断については専門家(弁護士・行政書士など)への確認も視野に入れてください。

納品後の保守・更新対応の範囲

納品後のサポート体制も、制作会社を選ぶうえで確認しておきたいポイントです。以下のような点を事前に確かめておくと、運用開始後のトラブルを避けやすくなります。

  • テキスト・画像の更新は自分でできるか、代行してもらえるか
  • WordPressなどCMSを使っている場合、プラグインやセキュリティ管理はどこが担当するか
  • サーバーやドメインの管理は院側か制作会社側か
  • 問い合わせへの返答・対応スピードの目安

長く使えるホームページにするためには、制作後の関係性も大切です。初回の相談時に運用・保守の範囲を確認しておくことで、後からの認識のズレを防ぎやすくなります。

まとめ:整骨院のホームページ制作会社を選ぶうえで大切にしたいこと

 

整骨院・整体院のホームページは、新患獲得のための重要な接点です。「とりあえず作る」ではなく、患者が必要な情報を見つけやすく、問い合わせや来院につながりやすい設計になっているかどうかを意識することが大切です。

制作会社を選ぶ際は、デザインの見た目だけでなく、医療系サイトへの対応経験・SEO設計の有無・表現チェックの体制・納品後のサポート範囲を合わせて確認しておくことをおすすめします。複数社に相談して比較することで、院の状況に合った依頼先が見つかりやすくなります。

ホームページは一度作ったら終わりではなく、情報を更新しながら育てていくものです。長く付き合える制作会社かどうかという視点も、選び方のひとつの基準にしてみてください。

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大西 裕樹

記事の執筆者:

大西 裕樹
株式会社One's Smile
代表取締役

Webディレクター/株式会社One's Smile 代表取締役。約10年Webサイト制作事業に携わっており、現在も150サイト以上の保守・運用を担当。ノーコードWeb制作ツール「Bricks」のエキスパート認定企業として、中小企業向けのサイト制作・SEO対策・集客改善を手がける。日本ノーコードウェブ制作推進協会 会長。

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