ホームページ制作の料金相場を種類別に解説|見積もり前に知りたいポイント

2026年06月21日

カテゴリー:費用・相場

ホームページ制作の料金相場と見積もりポイントについて、AI・ノーコードでのオリジナルデザイン制作を相談する男女と担当者。

ホームページ制作の料金は、制作方法や依頼先によって数万円から数百万円以上まで幅広く、「相場がわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、テンプレート型・WordPress・フルスクラッチ・AI活用型の4種類ごとに費用目安を整理し、初期費用と月額費用の内訳や見積もりの見方まで解説しています。見積もりを依頼する前に、ぜひ予算計画の参考にしてみてください。

ホームページ制作の料金相場|まず知っておきたい全体像

 

制作費用の相場レンジと内訳

ホームページ制作の料金は、依頼内容や制作方法によって大きく幅があります。数万円程度で作れるケースもあれば、百万円を超えるプロジェクトになることもあり、「相場がわからない」と感じる方は少なくありません。

まず大まかな相場感として、以下のような目安が参考になります。金額はあくまで目安であり、ページ数・デザインの複雑さ・機能の有無などによって前後します。

制作規模・種別 初期費用の目安
テンプレート活用・小規模サイト(外部依頼時) 数万円〜30万円程度
WordPressなどCMSを使った標準的なサイト 20万円〜80万円程度
フルオーダーのコーポレートサイト 50万円〜200万円以上
ECサイト・大規模システム連携 100万円〜それ以上

制作費用の内訳は大きく「デザイン費」「コーディング・実装費」「ディレクション費」「素材・ライティング費」「サーバー・ドメイン費」に分けられます。依頼先によってこれらが一括見積もりになっている場合と、項目別に提示される場合があります。また、初期費用とは別に毎月の保守・運用費用が発生するケースが多く、この点については後述します。

「安い」「高い」と感じる基準はどこか

料金を見たとき、「安い」「高い」と感じる基準は人によって異なりますが、重要なのは金額の絶対値よりも「何が含まれているか」です。

たとえば同じ30万円でも、デザインから公開後の初期サポートまで含まれているケースと、デザインのみで保守費や修正費が別途かかるケースでは、最終的な負担が大きく変わります。

「安い」と感じる見積もりには、ライティングや写真撮影が含まれていなかったり、公開後の修正対応が有償だったりすることがあります。一方「高い」と感じる見積もりでも、SEO設計や運用サポートが手厚く含まれている場合は、長期的にみてコストパフォーマンスが良いこともあります。金額だけで判断するのではなく、「その金額で何が得られるか」を軸に比較することが大切です。

制作方法の種類別|料金相場の目安一覧

 

ホームページの制作方法は大きく4つに分類できます。それぞれ特徴と料金感が異なるため、自社の目的・予算に合わせて選択の参考にしてください。

テンプレート型(ホームページ作成サービス)

WixやJimdo、ペライチなどのクラウド型サービスを使い、用意されたテンプレートをもとにサイトを構築する方法です。初期費用は無料〜数万円程度に抑えられることが多く、月額費用は数百円〜数千円程度が目安になるケースが多いようですが、各サービスの料金プランは変更される場合があるため、利用時に公式サイトで確認することをおすすめします。

自社でドラッグ&ドロップ操作によって更新できる手軽さが魅力ですが、デザインの自由度や機能拡張には制約が出る場合があります。SEO設計や細かなカスタマイズを重視する場合は、他の方法との比較を検討してみてください。制作を外部に依頼する場合でも、テンプレート型は比較的リーズナブルな料金で対応してもらえるケースが多く、開設コストを抑えたい場面の選択肢として向いています。

CMS型(WordPressなど)

WordPressをはじめとするCMS(コンテンツ管理システム)を使って構築する方法で、多くの事業者に利用されている制作スタイルのひとつです。初期費用の目安は20万円〜80万円程度で、機能やデザインの規模によって上下します。

テーマやプラグインを活用することで、比較的低コストでも機能性の高いサイトを実現しやすく、公開後の記事更新やページ追加も自社で対応しやすいのが特徴です。一方で、プラグインの管理やセキュリティ対策など、運用面での知識が必要になる場面もあります。制作会社に依頼する場合は、納品後のサポート体制も確認しておくと安心です。

フルスクラッチ型(完全オーダーメイド)

既存のテーマやテンプレートを使わず、デザインからコーディングまですべてをゼロから開発する方法です。独自性の高いデザインや、特殊なシステム連携・機能が求められる場合に選ばれます。

初期費用は50万円〜200万円以上になるケースもあり、開発期間も長めになります。大企業のブランドサイトや複雑な予約・EC機能を持つサイトに適していますが、一般的な中小企業のコーポレートサイトには規模として過剰になる場合もあります。

AI活用型の制作サービス

近年注目されているのが、AIを活用したホームページ制作です。デザイン案の自動生成やコンテンツ作成の効率化により、従来よりも短期間・低コストでの制作が可能になってきています。

AIの活用範囲はサービスによって異なりますが、初期費用を抑えながら一定のクオリティを実現できる点が特徴のひとつです。ただし、AIが生成したコンテンツやデザインをそのまま使うのではなく、プロの目線で調整・監修する体制があるかどうかが品質を左右します。コストを抑えつつ、Webの知識がなくても安心して依頼できるサービスを探している事業者にとって、選択肢のひとつとして検討する価値があります。

初期費用と月額費用の内訳

 

初期費用に含まれる主な項目

ホームページ制作の初期費用は、サイトを公開するまでにかかる費用の総称です。制作会社への依頼費用だけでなく、以下のような項目が含まれることがあります。

  • ディレクション・企画費:サイトの構成設計やヒアリングにかかる費用
  • デザイン費:トップページ・下層ページのデザイン制作費用
  • コーディング・実装費:デザインをHTMLやCMSで実装する作業費
  • ライティング費:ページテキストの執筆費用(別途見積もりになる場合あり)
  • 画像・素材費:写真撮影やイラスト、有料ストック素材の費用
  • ドメイン取得費:初回のドメイン登録費(年払いが一般的)
  • サーバー初期設定費:サーバーのセットアップや環境構築にかかる費用

見積もりを取る際には、これらの項目がどこまで含まれているかを確認しておくと、後から追加費用が発生するリスクを減らせます。

月額費用が発生する理由と相場目安

ホームページは公開した後も、継続的な費用が発生します。主な内訳と月額の目安を以下の表にまとめています。依頼先やプランによって金額は大きく異なるため、あくまで参考値としてご活用ください。

費用の種類 内容 目安(月額)
サーバー費用 サイトのデータを保存・公開するためのサーバー利用料 数百円〜数千円程度
ドメイン更新費 ドメインの年間維持費(月割り換算) 数十円〜数百円程度
保守・管理費 セキュリティ対策・プラグイン更新・障害対応など 5,000円〜数万円程度(依頼先・内容により異なる)
コンテンツ更新費 ブログ記事追加・お知らせ更新などの代行費用 サービスにより異なる
SEO対策費 キーワード分析・記事作成・改善提案など 数万円〜(内容・規模により大きく異なる)

月額費用の有無や範囲は依頼先のサービス内容によって異なります。契約前に確認しておくと、後のトラブルを防ぎやすくなります。

制作後も月額費用がかかる前提を理解しておく

ホームページは「作って終わり」ではなく、公開後も継続的な費用がかかる前提で予算計画を立てることが大切です。

特に制作会社に依頼する場合、保守管理契約が含まれているプランでは、月額費用の中にセキュリティ対応・バックアップ・軽微な修正対応などがパッケージ化されているケースがあります。「初期費用だけ」で考えていると、公開後の維持コストが想定外の負担になることがあります。

初期費用と月額費用を合わせた1〜2年間のトータルコストを意識して比較することが、制作会社選びの判断軸のひとつになります。

ホームページ制作の料金が変わる主な要因

 

同じ「ホームページ制作」でも、依頼内容によって料金が大きく変わります。見積もり金額に影響しやすい主な要因を整理します。

ページ数・搭載する機能の多さ

制作するページ数が増えるほど、デザインやコーディングにかかる工数が増え、料金も上がる傾向があります。たとえば、トップページと会社概要・お問い合わせの3ページ構成と、サービス紹介・事例・ブログなども含む10ページ以上の構成とでは、制作費用に差が生まれます。

また、機能の追加も料金に直結します。お問い合わせフォームの設置は比較的シンプルな実装ですが、予約システム・会員機能・ECカート・多言語対応などを加えると、開発工数が増えて費用も上がります。必要な機能を事前に整理してから見積もりを依頼すると、比較しやすくなります。

デザインのカスタマイズ度

既存のテンプレートやテーマをそのまま使う場合と、ゼロからデザインを起こす場合では、費用が異なります。オリジナルデザインへのこだわりが強いほど、デザイナーの作業時間が増え、コストに反映されます。

一方で、テンプレートをベースにしつつ、カラーやロゴ・写真などを差し替えるだけであれば、コストを抑えながら一定のオリジナリティを出すことも可能です。「どこにこだわり、どこは省略できるか」を整理しておくと、予算の使い方を最適化しやすくなります。

依頼先の規模・体制

制作会社の規模や体制によっても、料金感は変わります。大手の制作会社や広告代理店はディレクション・デザイン・開発・ライティングなど複数のプロが関わる体制のため、費用が高めになる傾向があります。

中小・専門の制作会社やフリーランスは、比較的リーズナブルな料金で対応できるケースが多いですが、対応範囲や品質は依頼先によって異なります。価格だけでなく、実績・対応スピード・サポート体制を総合的に見て選ぶことをおすすめします。

依頼先の種類と料金感の違い

 

ホームページ制作の依頼先は大きく3つに分かれます。それぞれの特徴と料金感を把握しておくと、自社に合った依頼先を選びやすくなります。

大手制作会社・広告代理店

規模の大きい制作会社や総合広告代理店は、ブランディングから制作・運用・広告展開まで一括で対応できる体制を持っていることが多く、初期費用が100万円を超えるケースも少なくなく、規模によっては数百万円以上になることもあります。

実績が豊富で対応範囲が広い反面、費用が高めになりやすく、担当者との距離感が生まれやすい場合もあります。大型プロジェクトや、広告運用とセットで依頼したい場合の選択肢として検討できます。

中小・専門の制作会社

Web制作を専業とする中小規模の会社は、費用と品質のバランスが取りやすい選択肢のひとつです。初期費用の目安は20万円〜80万円程度が多く、規模によってはそれ以上になることもあります。デザイン・SEO・CMSなど特定領域に強みを持つ会社も多くあります。

担当者と直接コミュニケーションが取りやすく、要望が反映されやすい点もメリットです。実績・対応領域・保守サポートの内容を比較しながら選ぶと良いでしょう。

フリーランス・個人クリエイター

フリーランスのWebデザイナーやエンジニアに依頼する場合、費用を抑えられるケースが多く、初期費用は数万円〜数十万円程度になるケースが多いですが、個人によって大きく異なります。対応できる範囲も個人差があり、デザインは得意でもSEO対策や保守対応は別途手配が必要なケースもあります。

個人への依頼は担当者の稼働状況に依存するため、急ぎの対応が難しい場面もあります。費用を抑えたい場合の選択肢として有効ですが、対応範囲と継続サポートの有無を事前に確認しておくことをおすすめします。

見積もりの見方と確認しておきたいポイント

 

見積書に記載される主な項目

制作会社から受け取る見積書には、さまざまな項目が記載されています。主なものとして以下が挙げられます。

  • ディレクション費:企画・ヒアリング・スケジュール管理などの費用
  • デザイン費:各ページのデザイン制作にかかる費用(ページ数・複雑さによって変動)
  • コーディング費:デザインをWeb上で動くように実装する費用
  • CMS導入費:WordPressなどの設定・カスタマイズ費用
  • ライティング費:ページ文章の執筆費用(含まれない場合もあり)
  • 素材・写真費:ストック画像の購入費・撮影費(別途の場合あり)
  • テスト・公開費:動作確認・公開設定作業の費用
  • 保守・管理費(月額):公開後の維持管理にかかる費用

見積書を受け取ったら、各項目に何が含まれていて何が含まれていないかを確認することが大切です。項目が一括表記になっている場合は、内訳の説明を求めてみると判断しやすくなります。

複数社を比較するときに見ておきたい視点

複数の制作会社から見積もりを取る場合、金額だけを比べるのではなく、以下の視点を合わせて確認することをおすすめします。

  • 含まれる作業範囲の違い:同じ金額でも、含まれる工程が異なる場合があります
  • 修正対応の回数・条件:修正が何回まで無料か、追加修正は有償かを確認する
  • 納期の目安:公開までどのくらいの期間が必要か
  • 公開後のサポート体制:困ったときに相談できる窓口があるか
  • 実績・制作事例:自社と似た業種・規模のサイト実績があるか

「なぜこの金額なのか」を説明してもらえる会社は、対応の透明性が高い傾向があります。疑問点はあらかじめ質問しておくと、後のトラブルを減らせます。

極端に安い見積もりが出たときに確認したいこと

相場よりも大幅に安い見積もりが出た場合、必ずしも問題があるわけではありませんが、内容を詳しく確認しておくことをおすすめします。

よくあるケースとして、ライティングや写真素材が含まれていない、修正対応が別途有償になっている、テンプレートをそのまま使うため独自デザインは対象外、保守対応が含まれていないなどの条件が設定されていることがあります。

見積もり金額の安さだけに着目するのではなく、「どこを省いてコストを下げているのか」を把握した上で判断することが大切です。

予算に合わせた制作スタイルの選び方

 

ホームページ制作の予算は業種・規模・目的によって大きく異なります。まず「このサイトで何を達成したいか」を明確にしてから、それに見合った制作スタイルと予算感を設定することが出発点になります。

以下は予算帯ごとの一般的な選択肢のイメージです。あくまで目安として参考にしてください。

予算帯の目安(初期費用) 向いている制作スタイル・内容
〜10万円程度 テンプレート型サービスの活用、シンプルな1〜3ページ構成
10万円〜30万円程度 AI活用型や小規模専門会社への依頼、WordPress活用の小規模サイト
30万円〜80万円程度 中小制作会社への依頼、WordPressによるオリジナルデザインサイト
80万円〜200万円以上 専門会社によるフルカスタム、機能実装・SEO設計込みの本格サイト

予算が限られている場合でも、優先順位を整理することで、コストを抑えながら必要な機能を確保できる場合があります。何を優先し、何を後回しにできるかを事前に整理してから相談すると、制作会社からも具体的な提案を受けやすくなります。初期費用を抑えた場合でも、月額の保守費用や将来的なリニューアル費用を含めたトータルコストで検討することをおすすめします。

よくある質問

 

個人事業主でも法人向けと同じ費用がかかりますか?

個人事業主だからといって、費用が自動的に安くなるわけではありません。制作費用はサイトの規模・ページ数・デザインの複雑さなどによって決まるため、法人か個人かという属性よりも、依頼するサイトの内容が料金に影響します。

ただし、個人事業主向けの小規模・シンプルなサイトを得意とする制作会社やフリーランスも多くあります。「個人事業主向け」の実績やプランを持つ依頼先を探すと、内容に合った料金で対応してもらいやすくなります。

追加費用が発生しやすいケースはありますか?

追加費用が発生しやすいケースとして、以下のような状況が挙げられます。

  • 制作途中でページ数・機能の追加が発生した場合
  • 修正回数が契約範囲を超えた場合
  • 写真撮影・ライティングが初期見積もりに含まれていなかった場合
  • 公開後に仕様変更やデザイン修正を依頼した場合
  • ドメイン・サーバーの費用が別途必要だった場合

契約前に「見積もりに含まれないもの」を明確に確認しておくことをおすすめします。追加作業の単価や条件をあらかじめ把握しておくと安心です。

制作後の更新・修正はどのような扱いになりますか?

公開後の更新・修正の扱いは、契約内容によって異なります。月額の保守管理費に含まれているケース、都度費用が発生するケース、一定の範囲内は無料で対応するケースなどさまざまです。

自社でWordPressなどのCMSを使って更新できる体制を整えておくと、軽微な修正や記事追加を自社で対応できるため、長期的なコスト削減につながる場合があります。制作を依頼する際には、「公開後に自社でどこまで対応できるか」も含めて相談してみると、自社に合った運用スタイルを提案してもらいやすくなります。

まとめ|見積もり相談の前に整理しておきたいこと

 

ホームページ制作の料金は、制作方法・ページ数・デザインの複雑さ・依頼先の規模などによって幅広く変動します。「相場はいくらか」を知ることも大切ですが、それ以上に「何のためにホームページを作るか」「どこに予算をかけるか」を整理することが、納得感のある発注につながります。

見積もりを取る前に、以下の点を整理しておくと、制作会社との打ち合わせがスムーズになります。

  • サイトの目的(集客・採用・ブランディングなど)
  • 希望するページ数・掲載したいコンテンツの概要
  • 必要な機能(お問い合わせフォーム・予約・EC機能など)
  • 初期費用と月額費用を含めたおおよその予算感
  • 公開希望時期

これらをまとめた上で複数社に相談・比較することで、自社の目的に合った制作パートナーを見つけやすくなります。まずは気軽に相談してみることから始めてみてください。

問い合わせ誘導

Smile SEO-AI活用のSEOライティングサービス
大西 裕樹

記事の執筆者:

大西 裕樹
株式会社One's Smile
代表取締役

Webディレクター/株式会社One's Smile 代表取締役。約10年Webサイト制作事業に携わっており、現在も150サイト以上の保守・運用を担当。ノーコードWeb制作ツール「Bricks」のエキスパート認定企業として、中小企業向けのサイト制作・SEO対策・集客改善を手がける。日本ノーコードウェブ制作推進協会 会長。

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